エリツィン大統領が大のウォッカ好きで知られるように、国民もまたウォッカが大好きだ。寒いお国柄、強いアルコールを飲まなければやってられないこともあるからか、気が付くと自然に食卓にのぼっている。ロシア人とウォッカの結びつきは、いろいろなところにある。エリツィン大統領は、そんなロシア人のウォッカ好きにつけこんでか、一九九八年十一月よりアルコール専売制(アルコール二十八パーセント以上の製品)を導入したのである。もともと社会主義国であるロシアは、納税義務の意識が極めて低い。最近は、犯罪組織による違法ウォッカの製造と流通による脱税事件が多発していることもあり、取締強化で大幅な税収増が見込まれるという。だが政府は、「有害物質を含む違法アルコール製品から、国民の健康を守ることが目的」とういうのがタテマエなのだが、ちょっと苦しい言い訳のような。さらに給料の未払いでよく話題にのぼるロシアだが、ウォッカが現物支給されるということが多い。いくらウォッカが好きでも、それはちょっとひどすぎる……さすがに労働者たちは、ストライキを起こし、未払い賃金問題を解決を迫ったという。こうして、政治や経済問題にまで登場するウォッカ。いったい庶民の間ではどのように飲まれているのだろうか?グラスになみなみとつがれたウォッカを一気に口に入れる。四十度以上のこの強い酒は、舌で味わってはいけない。むせてしまう。あくまでも豪快にのどで味わうのが本式だ。自分がコントロールできないくらいに酔っぱらい、食べ物の味もわからなくなる。観光客の中にはロシアの女性にウォッカをすすめる人がいるが、これはマナー違反。女性にはワインかシャンパンをすすめる。ウォッカは男の酒なのだ。そして現地の人と飲むなら、豪快にたくさん飲むのがロシア流。日本人が彼らのペースで飲んだりしたら、もう大変!ロシア人と宴席をともにする機会があったら、注意したほうがよさそう。
海外旅行に出るのは観光目的ばかりではない。読者の方々の中にも出張や留学等で海外を訪れる人も多いはずだ。そんな時、現地でいくら使ったかを確認するのは領収書(レシート)となる。さてこの領収書をよりスマートにもらうにはどうすればいいのだろう。まず、勘定書とお金をウェイターに渡す際“Ineedareceipt!!”とか“CouldIhaveareceipt?”と言う。その場合、レシートよりも“リシート”と発音したほうが相手によく通じる。アメリカではその手間を省くため、支払いの際勘定書の下に付いているスタッフと呼ばれる紙片を客が自分で切り取り、領収書の代わりとする場合が多い。この場合、客が黙っていると、店で金額などを書き込まず、すべて空欄にして渡してくれる。また店によってはスタッフもなく店名もないような市販の領収書を白紙のまま渡すことも多い。これらの場合はいずれも自分で金額を書き込むことになる。日本のように領収書に金額を記入してほしい人は、その旨を支払い時に言わないとやってくれない。この時も、チップは決して記入してくれないので、“Totalamountplease”とか“Includingtipplease”と一言添えることが社用族には必要となる。このようにアメリカでは言わない限り領収書を書いてくれなかったりするので、帰国後、経費を精算するときは、領収書よりクレジットカードの控えを見たほうが便利だ。
「青春18きっぷ」で海外への旅!なんて、そんなバカげた話が、あるわけはない。しかし、海外アクセスヘのおトクな手段として使う方法はある。たとえば、「ムーンライトながら」で下関までいき、そこから関釜フェリーで釜山へ。あるいは、「ムーンライト九州」で博多までいき、ジェットフォイル(高速船)で釜山へ。逆に、「ムーンライトながら」で早朝に上京し、東京発の総武線快速で成田空港へ。そこから海外へ飛び立つ、などなど。これらが「コンビネーション」というワザで、「青春18きっぷ」の利用対象ではない交通機関と「青春18きっぷ」との組み合わせを「コンビネーション」と称している。各航空会社とも夕方発の航空機はビジネス需要が多いため割引率が低く、空席も比較的少ない。しかし、前泊を「ムーンライトながら」のように車中泊にして、割引率が高い早朝発の海外便を利用すれば、全体の旅費が安くあがるというもの。
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