外資系コンサル会社でも同じ。プロフェッショナルファームは顧客志向なので、顧客とコミュニケーションがとれることが何より優先される。日本法人の顧客はほとんど日本人なので、英語が達者でも、使う場がなくもてあましているのが実態だ。私のまわりにも英語ができる人がたくさんいたが、ほとんど武器になっていなかった。日本IBMのコンサルティング部門には、2004年から、コンサルタントのスキルを評価するしくみが導入された。
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たとえばプロジェクトマネジメントのレベル4は「最低限の管理下で5人以上のメンバーを率いてプロジェクトを成功させることができる」といったように基準が定められている。それに対し、「実際に自分はできた」とする文章を社員各自が延々と書き、評価委員会が昇格の可否を決める。これは最低でも20個ほどの欄を埋めるので大変な負担となるが、昇格する必要条件なのでやらざるをえない。しかも、すべて英語のみ。だがこれが2005年から、日本語になったという。中堅社員が解説する。「グローバルでも同じものを使おう、ということで最初は英語でした。でも、仕事はデキるのに英語だから書けない人が多いし、単に非効率なだけ、ということになった」。外資系だからといって無理やり英語を使おうとしても、1000人超の組織では現実的ではなく、非効率になるだけ、というのが現実なのだ。
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