定年退職される方にも、昇進昇格のときと同様に、慣例にしたがって送別会などを催しますが、退職される方への今後の状況や心中を考慮した内容で行いたいものです。贈り物としては、ゴルフウェアや盆栽用具、釣り道具など趣味のものや、置物や夫婦茶碗など記念に残るもの、定年までやってこれたのも内助の功があってこその意味を込めて食器類がいいとされています。ほかには、職場の仲間で撮った写真を入れてフォトフレームを贈るとか、男性の中には在職中ビジネスバッグしか持たなかったので、これから趣味や集まりに行くときに使えるようなおしゃれなカジュアルバッグを贈るとか、それぞれの知恵ですてきな贈り物をしています。肝行の生人家族であれば、しゃれたレストランで食事をして労をねぎらったり、子どもが夫婦旅行をプレゼントするケースも増えました。
個人の楽しみでする旅行には本来餞別は不要です。常識的に考えて、餞別を包むのは次のような場合だけ。?上司、同僚が長期海外出張や海外研修に行くとき。グループで餞別を渡します。予算は1人5千円程度。特に親しい場合は個人的に1万円ぐらいを渡します。?親しい友人が海外留学するとき。1〜2万円を渡すほか、海外で喜ばれる日本の民芸品をプレゼントするのも気がきいています。大きな物は郵送で。?銀婚式の記念などで両親が旅行するとき。こういう場合は、たとえ国内でも1〜2万円の餞別を渡しましょう。餞別は基本的に現金が無難。空港などに見送りに行ったときに渡すのがベストですが、行けない場合は事前に渡しておきます。また、餞別を渡さなくてもいい場合で見送りに行ったときは、機内でつまめるお菓子や雑誌などを渡せば十分。大きな品はかえって迷惑になります。また、意外でしょうが、見送りで花束を渡すのはマナー違反です。道中ずっと持っていることになり迷惑。渡すのなら出迎えのときに。
日本人は、パーティーは物を食べるのが主体と思いこんでいる人も多い。しかし欧米では、パーティーの主役は食べ物ではなく、会話である、と心得られている。口下手は社交の第一のタブーである。とにかく、楽しい話題を次々に提供するのが、パーティー社交の第一の要である。正式のディナーといえども、緊張のあまり無口になってはいけない。男性も女性も、両隣の人と均等に会話をする。社交的な会話の話題で、宗教、政治、人種問題(黒人、ユダヤ人など)の話はタブーとされている。その他、病気、お金、他人のスキャンダル、ショッキングな話についてもタブーである。常識で考えて、他人の食欲を減退させるような話は慎む。以上のことを心得て楽しいひと時を過ごしましょう。
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